「日清医療食品で働いているけど、本気でやばい。いますぐ辞めたい」
実際に現場で働いている方は、一度はこのように思った経験があるのではないでしょうか。
この記事では、日清医療食品を退職しようか悩んでいる方向けに、元社員が退職してきた理由や「やばい」「きつい」と言われる背景と実態を解説します。
まだ転職すべきかどうか悩んでいる方には、これからの身の振り方のヒントになるかと思います。ぜひ、最後まで読んでみてください。
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日清医療食品の基本情報と離職率
はじめに日清医療食品がどんな会社なのか、基本情報と離職率を見ていきましょう。
会社名 | 日清医療食品株式会社 |
設立 | 1972年9月25日 |
代表取締役社長 | 安道 光二 |
従業員数 | 69,388人(グループ全体) |
資本金 | 1億円 |
事業内容 | ・病院や福祉施設への食事提供 ・保育施設における給食の献立作成 ・食品や消耗品の販売など |
給与(初任給) | ・管理栄養士、栄養士:163,500円〜200,660円 ・調理師:160,300円〜190,580円 |
離職率 | 28.5%(「リクナビ2023」の情報をもとに計算) |
また、給与面では、月給以外に、ボーナスは給与の2.5か月分で年に2回、チーフ手当てとして月に15,000円支給されます。
口コミサイト「転職会議」に投稿された、元日清医療食品の社員の口コミによると、企業文化は以下の通りです。
- 女性社員が多く、産前産後休業と育児休業をしっかり取得できる
- 業界のリーディングカンパニーなので、残業などの規則を遵守している
- 人材不足のため、月20時間以上の残業が常態化
以上から、日清医療食品は法令遵守をしており、データ上は極端なブラック企業ではないことがわかります。ただし、それはデータ上の話です。
日清医療食品のネガティブな口コミを確認しておきましょう。
日清医療食品が「やばい」「きつい」といわれる原因
日清医療食品の口コミサイトをみると、「大変」「キツイ」といった内容が散見されます。総じて「やばい」と言われる状態にあるようです。
その原因は、下記3つが考えられます。
- いじめやパワハラがある
- 過去に事件を起こしたことがある
- 内部告発が多い企業
以下、詳しく説明していきます。
いじめやパワハラがある
1つめは、いじめやパワハラがあるからです。
実際に日清医療食品の口コミを見てみると、いじめやパワハラを受けた投稿があります。
「パワハラな上司も一定数、未だに存在します。それによって退職者も多く、風通しは悪い」
「人によってはパワハラや罵倒などもあり、体調を崩したのが退職の原因です。あくまで私の居た場所の話ですので、全部が全部こうではないと思います」
ただし、すべての職場にいじめやパワハラがあるのではありません。実際、職場環境がよかったとの声もいくつかありました。
「女性にとって働きやすい職場であると感じます。女性が多いため、そのコミュニティになじめば問題ないと思います」
「私の現在の職場ではとても人間関係が良く、栄養士さん同士で協力して仕事を行なっています」
いじめやパワハラは、人間関係の相性が悪い上司や同僚から受けることが多いものです。
もし被害を受けていたら「上司や同僚が、たまたまやばいだけ」なのかもしれません。異動を願い出るか、思い切って転職することを検討しましょう。
過去に事件を起こしたことがある
2つめは、過去に事件を起こしたことがあるからです。
具体的には2つの事件がありました。
どのニュースも全国紙で取り上げられて世間に注目されました。ニュースに注目してみると「日清医療食品はやばい」という印象が残ってもおかしくありません。
内部通報が多い企業だった
3つめは内部通報が多い企業だったからです。
2015年の東洋経済「初公開!「内部通報が多い」100社ランキング」において、内部通報が多い企業として、日清医療食品が3番目にランクインしていました。
内部通報の体制があるのは素晴らしいものの、内部通報が多いのは素晴らしいとはいえません。なぜなら、内部通報されるようなことが職場で起きているからです。
なお、内部通報の内容は、下記3つのどれかに該当します。
- パワハラをやセクハラのハラスメント関連
- 人間関係の問題
- 社内における規則違反
どれもマイナス内容ばかりのため、「内部通報が多い=やばい」と思われても仕方ないでしょう。もし内部通報した内容が解決につながっていない場合、マスコミなどの外部に情報が行きわたり、内部告発に発展する場合もあります。
日清医療食品を辞めても後悔しない人とは
下記に当てはまる人は、日清医療食品を辞めても後悔することはないでしょう。
- 仕事にやりがいがない
- 働き方が合わず、心身ともに限界
- 転職候補先でやりたいことが明確になっている
すべて共通しているのは、日清医療食品で働いていても幸せでない点です。
心身に不調がある、仕事が退屈だと感じているなら、退職して転職したほうが人生を楽しく過ごせます。
実際に厚生労働省による調査によると、転職後に不満だと感じている人はわずか10%しかいません(厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況(個3.転職について)」)。
日清医療食品を辞めた人の退職理由
実際に日清医療食品を辞めた人の退職理由をみていきましょう。具体的には、以下の3つです。
- いじめやパワハラを受けた
- 体力的にきつい
- 人手不足で忙しすぎる
詳しく説明していきます。
いじめやパワハラを受けた
1つめは、いじめやパワハラを受けたからです。
さきほどの口コミを例に紹介しましたが、日清医療食品では、いじめやパワハラを受けて辞めた方が散見されます。
いじめやパワハラは社会問題になっていて、厚生労働省の委託調査でも約30%の人がパワハラを受けた経験があるとされています(令和2年度「厚生労働省委託事業 職場のハラスメントに関する実態調査」 )。
したがって、どの職場でもいじめやパワハラを受けてもおかしくありません。もし、いじめやパワハラを受けているのであれば、会社の窓口に報告する、もしくは転職を検討しましょう。
体力的にきつい
退職理由の2つめは、体力的にきついことです。
実際に口コミを見ると、体力的にきつくて退職した人がいます。
「実際に働き出すと、残業や通し番などが多く、確かに稼げはしますが身体的にはボロボロになり、よほど体力がないとやっていけない」
「仕事内容によって体力消費の差が激しいので、同じ時給なのに……と、思います。体力的にきついところは常に人が足りていない」
日清医療食品の業務は残業が多く、調理師の場合は立ち仕事が多いため、特に体力が必要な職種です。
年齢を重ねるごとに体力がなくなっていき、仕事がきつくなっていくでしょう。
すでに限界を感じている人は今後、体調を崩さないように注意する必要がありそうです。
人手不足で多忙すぎる
退職理由の3つめは、慢性的な人手不足です。
実際に口コミを見てみると、人手不足で職場環境が過酷になって辞めている社員がいると推測されます。
「業界全般に言えることではあるが慢性的な人手不足のため、夜中に電話が鳴って現場社員が出勤できない際には、その時間から応援の調整か、最悪、自ら早朝4時代から厨房業務に従事することがある」
「とにかく人手不足なうえに、新規の事業所をとってくるのでさらに人手が足りず本当に身体が疲弊するだけだった」
人手不足が続くと、業務量が増えて多忙になります。残業が慢性化するだけでなく、「同僚を助ける余裕がない」「常に時間に追われる」など職場の雰囲気は悪くなる一方です。
結果、働きにくい職場環境になって、社員の退職につながります。
日清医療食品をスムーズに辞める方法
仕事を辞めたいと上司に伝えたものの、辞めないように引き止めにあうケースがあります。スムーズに退職するためには、下記の方法が有効です。
- 繁忙期を避けて、辞める旨を伝える
- 違う職種に転職する旨を伝える
- 辞めなければならない日を伝える
以下、ポイントを説明していきます。
繁忙期を避けて辞める旨を伝える
1つめは、繁忙期を避けて辞める旨を伝えることです。
繁忙期は、人がいなくなるのが一番困る時期です。どの上司も「退職はしてもいいけど、いま辞められたら困る」と引き止めをするでしょう。
引き止めに合わないためにも、辞めると決心したら早く伝えるのが大切です。早く伝えると、新たな人材を確保して余裕をもって引き継ぎができ、結果的にスムーズに退職できます。
この場合、早い段階で退職することがわかっていれば、現場で対応することができます。
違う職種に転職する旨を伝える
2つめは、違う職種に転職する旨を伝えることです。
違う職種に転職する場合、上司は引き止めをしにくくなります。まったく異なる職種の転職の場合は「転職する必要がないのでは?」と引き止める余地がないからです。
日清医療食品は管理栄養士・調理師以外に、営業や企画事務、スーパーバイザーの職種があります。
エンジニアやデザイナーといった日清医療食品にはない職に転職であれば、比較的スムーズに転職できるでしょう。
退職しなければならない日を伝える
3つめは、退職しなければならない日を伝えることです。
例えば転職先が決まっていた場合、入社の前日までに退職しなければなりません。
すでに転職先の企業と雇用契約書を交わしていたら、入社するのは確定事項になるため、上司も引き止めができなくなります。
また転職ではなく、家族の介護や引越しなどの家庭の事情で退職日を指定するのも有効です。
そもそも上司には、退職を引き止めする権利はありません。あまりにも引き止めがしつこいようであれば、下記に相談してみてください。
- 会社の人事部
- 労働基準監督署
- 退職代行サービス会社
日清医療食品から上手に転職する方法
日清医療食品をいざ辞めることを決心したら、すぐに転職活動をはじめましょう。
しかし、残業時間の多さやシフト制の働き方から、日清医療食品で働きながら、一人で転職活動を行うのは簡単ではありません。そこで、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントを利用すれば、以下のメリットを活かして転職活動ができます。
- 働くうえで希望する条件にマッチした求人の紹介
- 入社試験に必要な書類の添削や面接の対策
- 円満退職できるようにアドバイスをもらえる
さらにエージェントによっては、土日や祝日でも担当しているので、スケジュールの都合のいい時に利用できます。
その中でも、おすすめしたいエージェントは以下の3つです。
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日清医療食品を辞めたいと思ったら、すぐに行動しよう
日清医療食品を辞めたい理由はさまざまでしょう。
しかし、いじめやパワハラを受けていたり、体力的にきついと感じていたりしても、自分から行動しなければ何も変わりません。
退職は繁忙期を避けるなど暗黙のルールがあるので、退職後の方向性が決まったら早めに上司に報告するのが無難です。
スムーズに転職できるためにも、おすすめの転職エージェントを活用して働きながら転職活動をしていきましょう。
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