100人のライフワーク

ロシア留学で見つけた自分なりの働くことの意味

100人のライフワーク_kazuki
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
執筆者情報

Instagram:greendakara33
ブログ:https://russia-daily.com
『Dailyカズロシア』というブログを運営している、WEBライター兼日本語教師のkazukiと申します。

大学在学中に東南アジアや中央アジア、ヨーロッパを周遊し、短期留学を経てロシア大学院に進学。現地で得た経験や知識を活かしてライター・日本語教師として意欲的に働きはじめる。自分なりの働き方を見つけ、今では「社会に求められる仕事をする」ことをモットーに時間や場所に縛られない生活を送る。

筆者が出会った時間や場所に縛られない働き方

筆者は、現在フリーランスのWEBライターと日本語教師という、普通の人から見たら一見奇妙見える組み合わせで、日本やロシアを拠点に仕事をしています。これらの仕事を選んだきっかけは、大学時代の海外旅行や海外留学といった経験です。

筆者は世界各国を周り、様々な価値観や経験に触れていく中で、「普通のサラリーマンとして日本で働く以外の選択肢があるのではないか?」と何となく考えるようになりました。なぜなら、世界を旅行している中で、フリーランスのデザイナーや大道芸人など、様々な職業や働き方が存在するのを実際に目にしたからです。

この考えを決定的にしたのが、ロシアでの留学経験です。ロシアは、日本人にとってはまさに未開の地。アメリカやカナダ、オーストラリア、その他西欧諸国に留学することはあっても、ロシアを選ぶ日本人留学生は極めて少ないですからね。

実際に留学してみると、ロシアは意外にも多民族国家であったり、暖かい地域も多数存在するなど、様々な新しい発見がありました。とりわけ、筆者が驚いたのは、「ロシア人の生き抜く力」です。例えば、ロシア人はアパートを購入したら、自分たちで電気・水道・ガスを引いて、リフォームをする人が多いです。また、家を自分たちで設計して、建設まで行う強者も中には存在します。さらに、自分の車が壊れたら、極力自分たちの力で修理しようとします。日本人でここまで自分で何でもやる人は極めて少ないでしょう。

ロシア人の個の力に影響を受け、フリーランスとしての働き方を模索

このように、ロシア人の圧倒的な個の力を目の当たりにして、自分の力でお金を稼ぐフリーランスとしての働き方を意識して模索するようになりました。そして、最終的に見つけたのが、WEBライターの仕事だったのです。

WEBライターの仕事は、日本のクラウドソーシングサービスを仲介すれば、世界中どこにいても仕事が受注できることを知り、大学院在学中に徐々にライターとしての案件を獲得しはじめました。最初のうちは、決められた文字数を書くことだけに専念して文章を書いていました。大抵の案件は文字数によって得られる収入が決まるので、とにかく文字数を多く書くことに集中してしまっていましたのです。当然のことながら、それではクライアントが満足する文章を書くことはできず、仕事がうまくいかない日々を過ごしていました。

しかし、自分にしか書けないような面白い観点や考えを文章に組み込んで、読み手にとって「役に立って、利益になる」文章の執筆を心がけました。そうすることで、徐々に自分の書いた文章が他人から評価されるようになったのです。他人から評価を得られると、モチベーションがアップします。その後は、さらに色々な案件を受けて、評価を得られるように努力することを数ヶ月継続しました。

その結果、他人の役に立つ文章で、相手が求められていること以上の文章を納品することが、自分のライターとしての基本的な姿勢として定着。最終的には、仕事で貰えるお金が増え、フリーランスとしての評価も高くなっていきました。今では、独立したフリーランスとして、継続的な案件を多数獲得できています。

また、WEBライターと聞くと、文章を書いているだけという印象があるかもしれませんが、意外にもコミュニケーション能力が重要です。わからないことがあれば質問して、本当に求められていることを文章から汲み取って、それを文章で表現していく必要があります。さらに、継続的に仕事を受注していくためには、自分から条件の提示やPRなどをして、案件を獲得していく必要があるのです。そのため、ただ単に文章力があるだけでは、独立したWEBライターとしては、不十分であることを日々痛感しています。

日本語教師とライターに共通するもの

さらに、筆者はロシアで日本語教師としても働いています。大学院在学中に知り合ったカテリーナというロシア人の日本語教師に語学学校に誘われたのがきっかけです。日本語の基礎をロシア語で教えていくのは骨が折れる作業ですが、ライターで培われた「伝える力」と「他人に貢献したいという気持ち」が非常に役になっています。

具体的には、日本の音楽やアニメ動画を通じて、親しみの持てる日本語の授業をモットーに、複数人のロシア人生徒に日本語を教えるのが基本的な仕事です。日本の英語の授業が最たる例ですが、文法の詰め込みで楽しいと思ってくれる訳はないと考えています。筆者自身も、詰め込み型の英語の授業は退屈で大嫌いでした。その経験を反面教師として、あくまでも、コミュニケーションを通じた自然学習を目指しています。

このように、筆者は日本・ロシアと働く場所を転々としながら、時にはWEBライター、時には日本語教師として働いています。ふたつの仕事に共通する考えは、「相手に伝わりやすいか」や「他人の役に立つ仕事かどうか」を常に考えて仕事をすることです。このように考えを改めてから、仕事の量が増え、収入もアップしました。これからも、「自分のやっている仕事は、他人の役に立つ仕事かどうか」を軸に考え、日々のライフワークを継続していこうと考えています。